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これまで日本においては、「自転車関係の仕事がしたい」「自転車についてもっと勉強したい」と思った場合、自転車関係のお店や会社に入り、働きながら知識や技術を身につけていくという方法しかありませんでした。これは自転車工学技術への需要があまりなかったからというわけではなく、この分野に着手しようという動きが非常に鈍かったことが原因です。そこで近年、日本で始めての「自転車学校」が設立・発足しました。

日本初の自転車専門学校とは、東京都渋谷区に位置する水野学園運営の「東京サイクルデザイン専門学校」のこと。水野学園はもともとジュエリーからスタートし、時計やバッグなどのデザイナーを育成してきた専門学校で、金属や皮革の加工技術を活かし新たなニーズを呼んでいる自転車作りという分野にそのフィールドを広げました。2016年現在学べるコースは2年制の「自転車プロダクトコース(定員54名)」と3年制の「自転車クリエーションコース(定員36名)」の2コースで、自転車プロダクトコースでは製造やメンテナンス、企画デザインなど自転車に関連した知識と技術を習得し即戦力として働けるように訓練することを目的としており、一方の自転車クリエーションコースではそれらに加えて自転車と社会・個人のライフスタイルとの関わりを創造していくクリエイティブ性を伸ばすことを目的としています。

サイクルデザイン専門学校の出願資格は「入学時の年齢が18才以上であること」となっていますが、今のところ高卒~社会人経験のある30代まで平均20代前半が入学し、卒業後は大手の自転車関連企業から競輪選手のためのフレームビルディング会社まで様々な場所で活躍しています。

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