どこのロードバイクメーカーブランドが良い?5つのチェックポイントと選び方
ロードバイクをはじめてみようと思っているが、どこのメーカーブランドが良いのか分からないという話をよく聞きます。
それもそのはず、現在ロードバイクのフレームを製作販売しているメーカーブランドは大手のほかに、あまり名を知られていないマイナーなメーカーブランドやハンドメイド工房も含めると150ブランド以上存在します。
そのあまりのメーカーブランドの数ゆえにどこのロードバイクを買えば良いのか判断が難しくなっているのが現状です。
そんな中で最初の一台となるロードバイクメーカーブランドを選ぶためのポイントをいくつか紹介していきます。
- 初心者は大手メーカーブランドのロードバイクを中心に選ぶ
まず、何より大手のメーカーブランドは車種モデルが豊富で自分の目的にあったロードバイクを選びやすいです。サイズ展開も幅広く、体の小さい人でも乗れるサイズを多くラインナップしています。またアフターサービスも充実しています。一方マイナーブランドのロードバイクは取り扱っているショップが多くありませんのですぐには手に入らないかもしれません。そして性能に関しては大手ブランドの場合でエントリーモデルの同価格帯ならば性能の差はほとんどありません。マイナーブランドのロードバイクはやや値段が高めになる傾向があります。 - ロードバイクショップで聞いてみる
店員さんに聞いてみるのもおすすめです。初心者に人気のロードバイクブランドはどれなのかすぐにアドバイスをくれるでしょう。しかし店員さんにも好みがあるため、参考程度に留めておくことが賢明です。なお、メーカーがすでに決まっていて、どのモデルを買えばいいか迷っている場合はおすすめです。店員さんはモデルチェンジやコストパフォーマンスなんかも熟知していますから。目的と予算は必ず伝えましょうね。 - ロードに乗っている人に聞いてみる
自分の周りでロードバイクに乗っている人がいるならば、その人に直接聞いてみるのもいいでしょう。なるべく複数の人に聞くことをおすすめしますが、やはりこれも参考程度に留めておきましょう。あまり深く考えすぎてもいけませんが。 - 見た目・デザインだけで入ってもOK
見た目、つまりデザインです。「見た目なんて乗り心地に関係ないのでは」と考える人も少なくありません。もちろんその通りです。しかしデザインはメーカーによって大きく異なります。カラーリングデザインやフレームの形状など、あらゆる部分に違いがあります。乗り心地や走りには直接関係しない見た目ではありますが、自分の好きな色やデザインを選ぶことは重要です。なぜなら飽きることなく長く使用することができるからです。ロードバイクは決して安い買い物ではないため、一度購入したら数年、数十年は乗る可能性があります。もしデザインで妥協して購入すると、愛着がわかなかったり、すぐに飽きて別のモデルが気になり始めてしまいます。そのため、性能と同じように見た目にこだわって購入することで、いわば自分の身体の一部のような愛着をもって乗ることができます。ロードバイクショップに行った時に気に入ったデザインがない場合には、インターネットやカタログ書籍などでも探すことができます。長く愛用することを考えるならば、見た目で妥協しないロードバイク選びが大切です。また、「このメーカーのロゴがかっこいい」とか、「メーカーの名前の響きがいい」という理由で選ぶのもアリだと思います。 - 好きな国(カントリー)で選ぶ
日本・アジアが好きなら日本や台湾のブランド
アメリカンが好きならアメリカブランド
ヨーロピアンが好きならヨーロッパブランド
[世界のロードバイクブランドのイメージ]
- 日本ブランド…カラーオーダーやセミオーダーシステムなどの細かいサービスの良さが売り。人とバイクのマッチングを目指している。自己主張がやや足りない。
- アメリカブランド…歴史は浅いが、開発力が旺盛で革新的な技術を取り入れるのが早い。セールスの手法は押しつけがましい傾向。
- ヨーロッパブランド…自転車発祥ということもあり、ブランド力が高い。長い歴史の伝統的なスタイリングで造形美を感じさせるモデルが多い。価格が高いのがネック。
以上、ロードバイクメーカーブランドの選び方を挙げてみました。大切なのはあまり深く考えすぎないようにすることです。楽しみながらロードバイクを選びましょう。それと、よく「○○(のメーカー)に乗っている奴はこんな奴だ」というような偏見を持っている人が少なからずいますが、そういう目で見るのはやめておきましょう。(自転車と違ってクルマならそういうのはあるかもしれませんが)