寝室風水についてと開運アドバイス&NGチェック
陽宅三要の一つである寝室は、玄関と並ぶ重要な場所で、主に、そこに寝る人の全体運に影響を与えます。
寝ている状態は無防備であり、運気を吸収しています。1日の活動で失った運を補充し、新しい1日に備えます。当然、寝室の運気が悪ければ、その悪い気を吸収していることになり、運気はアップしません。「運の栄養失調」のような状態になります。
「水」と「火」の気はありませんが、陰陽のバランスは必要です。寝室に陽の気が強いと、ゆっくり休めることができません。多少の陰の気も必要です。
とにかく、自分がリラックスできて安眠できる部屋にすることが原則です。
十分に休息できる、運気の良い寝室を作っていくことで、その人の運気全体を上げることができるのです。
<枕の向き>
北枕・・・気の流れがスムーズになり、熟睡できます、人間関係運・金運アップにも効果的。
東枕・・・営業マンや若者、早起きがしたい人に向いている方位です。
西枕・・・ぐっすり眠れる方位です。寝起きが悪くなりますが、静かに寝たい人におすすめ。
南枕・・・インスピレーションを必要とする人には最適ですが、深い睡眠は取りにくいです。
【良い方位: 延年・天医・生気・伏位】【悪い方位: 絶命・五鬼・六殺・禍害】
寝室風水における、開運のためのアドバイスとは
【開運アドバイス】
- 頭を吉方位に向ける
- ベッドを吉方位に置く
- 収納家具は凶方位に置く
- 吉方位の窓は毎朝開けて空気を入れ替える
- ドアから一番遠くにベッドを
ドアから最も離れた対角線の場所に頭がくる位置で、頭側を壁につけて置くのがベストです。ただ、頭側の壁の向こうがトイレというのは避けてください。 - 女性の寝室にはドレッサーを
女性は鏡を見ることで美しさを引き出せるようになるので、女性の寝室には必ずドレッサーが必要です。 - 二重のカーテンに
寝室のカーテンは必ず二重のものにしましょう。。一重のカーテンだと旺気も殺気も窓から流れ出てしまいます。 - 観葉植物、水槽など、動きのあるものは寝室には置かない
- ラッキーカラーにとらわれすぎない
シーツやベッドカバーなどは、ラッキーカラーにとらわれずに、自分の好きな色・模様でOKです。落ち着いて眠れるインテリアにすることを優先します。ただ、化殺するときは積極的に取り入れるのが良いです。
寝室風水においての注意、避けておきたい事とは
【NGチェック】
- エアコンや梁の下にベッドがある
「懸針殺(けんしんさつ)」といって大凶です。健康運をはじめ、さまざまな運気のダウンを招いてしまいます。 - ベッドが窓に隣接している
- 窓際は、外からの「気」の影響を直接受けてしまいます。防犯面から考えても好ましくありません。
- ベッドと壁の間に隙間がある
ベッドと壁との間の隙間は「露空(ろくう)」と呼ばれ、風水ではタブーです。くっ付けるのが無理なら、低い家具を間において対応します。 - 真っ暗な部屋で眠っている
真っ暗の部屋の中は「陰の気」がいっぱいです。寝ている間の人間は水の気を持ちますから、陰の水の気を吸収すると運気は下がってしまいます。寝ている間は豆電球などを灯して真っ暗にしないようにしましょう。 - 寝ている姿が鏡に映っている
ベッドで寝ている姿を写すのは「鏡光殺(きょうこうさつ)」といいます。自分が独り占めできるはずの運気が、鏡の中のもう1人の自分にも流れてしまいます。そのため、健康状態が日に日に悪化したり、悪夢にうなされるようになります。 - ウォーターベッドを使っている
寝ている人間の「水の気」とウォーターベッドの「水の気」が重なって「水の気」が強くなりすぎてしまいます。体調や精神状態に悪影響が出ます。温度調節できるウォーターベッドを使うか、シルク製のシーツや毛布を使うようにしてください。