ロード乗りの通称 ローディとは?
クロスバイクを始めた人がロードバイクにも興味を持ち始めやがてその魅力にハマって「ロードバイク乗り」となり、休日には特徴的なサイクルウェアでどこまでもロードバイクサイクリングを楽しむようになれば、立派な「ローディ」の誕生です。ちなみに「ローディ」とは自転車界隈において、もともとMTBが流行ったころにMTB乗りがロードバイク乗りに対し「舗装路しか走れない弱っちい奴ら」という意味をこめて蔑称として使われていた言葉だったため、今でも「ローディ」と呼ばれるのを嫌がるロードバイク乗りもいますが、一方でMTBクロスカントリー乗りなら「クロカンライダー」、ダウンヒルなら「ダウンヒラー」と呼ばれるので、その流れで「ローディ」と呼ばれることに抵抗のない人もいます。最近では自ら「ローディ」と称する人もいるようです。
ローディは、サイクリング中ならインナーショーツにレプリカジャージ、SPD-SLという規格のロードバイク専用シューズ(ビンディング)にヘルメット姿なので一目で分かりますが、加えてサイクリング中でなくてもローディならではの特徴を持つ人を見分けることができます。例えば腕や指先は日に焼けているのに手の甲部分は白い(=グローブ焼け)、エナジーバーやカロリーメイトのような補給食をいつも携帯している、ベルトのバックルを横にずらしている(サイクリング中お腹にバックルが来ると苦しいため)、そしてすね毛のないスベスベの脚。こんな人を見かけたなら、休日ローディの人かもしれません。同じローディ仲間なら親近感が沸くでしょう。