サイクルトレインを活用しよう
ロードレーサーはもちろん、趣味の一環としてサイクリングを楽しんでいる人にとってサイクルトレインはとても魅力的な存在になっていると言えます。
サイクルトレインとはその名の通り、サイクルとトレインを繋げた言葉で自転車の持ち込みが可能となっている電車のことです。
少し遠出したいけれど自転車だけでは荷が重すぎる時や時間に余裕が無い時など、いろいろな場面で活躍することができます。
海外ではドイツを中心に欧州諸国で取り組されている、定番のサービスとなっているようです。
通常、電車に自転車を持ち込むには輪行する必要がありますが、サイクルトレインでは、自転車を折りたたんだり分解することなくそのまま持ち込むことができます。
ママチャリと呼ばれる一般のものからロードレース用の自転車も持ち込み可能となっています。
更に嬉しいことに、多くの鉄道会社ではサイクルトレインの事前申し込みや特別料金を不要としています。
自転車を持ち込んだとしても1人分の電車賃で済むのでとても経済的ですし、予約要らずで負担なく利用することができます。
また、サイクルトレインで知り合ったサイクリスト達とお互いのバイクについて語り合ったりして交流が楽しめると思います。
しかし、良いことばかりでないことは言うまでもなく、自転車は場所を取るので、サイクルトレイン運行の時間帯が決められています。
確かに予約は要らないのですが、いつでも乗車可能ではなく予め、何時に運行するのかをチェックしておく必要があります。
サイクルトレインと上手く付き合っていく為にも、その点には気を付けておくべきです。
サイクリングが流行りつつある今、サイクルトレインを導入する鉄道会社が増えています。
少しずつ生活にも影響をもたらしているように伺えます。