シートベルトを締めているのに警告灯が点滅する原因とは?助手席の荷物に注意!
車の運転中に、シートベルトをしっかり締めているのに、シートベルト警告灯が点滅したままで消えないという現象にあったことはありませんか?
警告灯の点滅に加えて警告音が鳴ると、「きちんとシートベルトを着用しているのに、なぜ?」と戸惑ってしまうかもしれません。
こうした現象が起こると、車に故障があるのではないかと不安になる方も多いでしょう。しかし、その原因は意外なところにあることが少なくありません。
今回は、シートベルト警告灯が付いたり消えたりする原因と対策について詳しく解説します。
原因は助手席の重量センサーかもしれません
まずは、助手席に重い荷物を置いていないかを確認してみましょう。
シートベルト警告灯が点灯したり消えたりする理由は助手席に置かれた荷物が原因の可能性があります。
多くの車には助手席に人が座っているかどうかを検知するセンサーが内蔵されています。このシートセンサーは、座席に一定以上の重さがかかると「人が座っている」と判断します。そして、シートベルトが締められていない場合に警告灯を点灯させ、ドライバーに知らせる仕組みになっています。
特に、荷物の重さがセンサーの検知する閾値付近の場合、荷物が少し動くだけでセンサーの反応が不安定になり、警告灯が付いたり消えたりを繰り返すこともあります。センサーの感度が高い車種では、さらに軽い荷物でも警告灯が点灯することも。
実際に筆者の場合、10kgのお米を助手席に置いていたことでシートベルト警告灯が点灯と消灯を繰り返していました。10キロってけっこうな重さですからね・・・。
意外とこのようなケースは少なくなく、ドライバーにとって非常に迷惑な問題となります。
シートベルト警告灯を消すための簡単な対処法
シートベルト警告灯が点灯する原因が、助手席に置いた荷物である場合、以下の方法で簡単に解決できます。
1. 荷物を移動させる
最も簡単な対処法は、荷物を助手席から別の場所へ移動することです。具体的には、後部座席やトランクなど、シートセンサーのない場所に移動させましょう。助手席の足元に置く方法も有効です。シートセンサーの誤反応を防ぎ、警告灯の点灯を解消できます。
2. 助手席のシートベルトを締める
助手席にどうしても荷物を置く必要がある場合は、その荷物にシートベルトを着用させることを推奨します。特に重い荷物の場合は、シートベルトを締めることでセンサーが反応し、警告灯が消えることがあります。荷物を固定するという意味でも有効な方法です。
運転中に警告灯が点灯した場合は、まず安全な場所に停車するか信号待ちの際に対処しましょう。今回のように単純な原因であれば安心ですが、警告灯は重大な不具合を知らせるサインである可能性もあります。そのため、取扱説明書を事前に確認し、各警告灯の意味を把握しておくことが大切です。シートベルト警告灯は、同乗者の安全に関わる重要なサインです。警告灯の点灯を放置せず、早めに原因を突き止めて対処しましょう。
今回紹介した対処法を試しても警告灯が消えない場合は、シートやセンサーに異常がある可能性が考えられます。症状が続く場合は、ディーラーや整備工場に相談し、点検を受けることをおすすめします。
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