ロードバイクの悪いところ、短所の14項目
ロードバイクの悪いところとは?
ロードバイクは非常に魅力的で楽しい乗り物です。しかし物事には二面性をもっているのが普通です。ロードバイクを買う、ロードバイクに乗ることによって当然ながら問題点がいろいろとでてきます。
今回は私が考えるロードバイクの悪いところ・デメリット・短所を挙げていきます。
- 価格が高い
人は誰しも、何かモノを買うなら安いほうがいいですよね。これまで何度も言ってきましたがロードバイクというのは高いです。高い乗り物です。シティサイクルなどと比べて全然高く、中古のクルマが買える価格だったりします。また、パーツ、アクセサリ、ヘルメットなど車体以外にも揃える物がありますので割とお金のかかる趣味といえます。 - 盗難被害にあいやすい
スポーツサイクルは全般的に盗難被害にあいやすいのですが、とりわけロードバイクは転売目的で盗まれやすいです。パーツ単位で分解され、売りさばかれることもあります。自分のロードバイクが盗まれるんじゃないかと不安になり、心が休まりません。施錠は必須です。 - 駐輪場所に困る
クルマの駐車場所と同じようにロードバイクも駐輪場所に迷います。
盗難の危険性も考えると、シティサイクルのようにテキトーに駐輪するわけにはいきません。 - パンクのリスクが高い
ロードバイクのタイヤは高圧です。高圧タイヤの維持管理ができていないとすぐにパンクしてしまいます。パンク修理はショップで教えてもらえます。 - 細いタイヤ
ロードバイクは見てのとおりタイヤが細いです。なので段差に弱かったり、道路の溝にはさまったりします。
太いタイヤに替えることも可能ですが、マウンテンバイクとは違って、ロードバイクの場合はフレームやフォークの隙間(クリアランス)が狭いのであまり太いタイヤは履かせることができません。タイヤの拡張性が悪いです。 - 雨の日に注意
ロードバイクには普通、泥除け(マッドガード)がありませんので雨の日に走ると、水しぶきが結構飛んできます。
他にもブレーキの利きが悪くなることやマンホールや道路の白線で滑りやすいので注意しなければなりません。
また、チェーンカバーもないのでチェーンのオイルが流れてしまいますので、もし雨の日に走った後は、整備が必要になります。 - 乗車姿勢
シティサイクルとはうってかわって前傾姿勢になります。 慣れないうちは、体のあちこちが痛くなったりします。 - フレームサイズの選定がシビア
ロードバイクの最適なポジション(姿勢)のためには、体に合ったフレームサイズ選びが重要になります。当然、体格の違いや、男性と女性では、ロードバイクを基本的に共有できません。 - メンテナンスが大変
別に悪いところではありませんが、ロードバイクのコンディションを最大限に保っていくためには、メンテナンス作業が欠かせません。シティサイクルのように大雑把に扱っていると寿命が短くなってしまいます。
2~3年に一度はショップで総合点検してもらうとベストでしょう。 - 重い荷物運びに適していない
本来、競技のための自転車なので、荷物を運ぶという用途には適していません。(ランドナーなどのツーリング車を除く)
荷台を設けることはできますが、重い荷物の場合限界があります。ロードバイクのフレームがカーボン製ならなおさらです。 - 買い物利用に適していない
買い物利用ならばシティサイクルが最適です。 - ストップ&ゴーに向かない
信号が多いようなところでは走りにくいです。特にビンディングペダルを使用している場合は付け外しが面倒になるでしょう。 - 車や歩行者からの目線が厳しい
歩行の延長として発達してきたママチャリ文化では、「自転車は軽車両で車道の左側を走る」という意識がクルマ側、自転車側ともに薄いです。本当は車道を走るべきところをクルマを避けるようにして自転車通行可歩道を走っているのが実情だと思います。そんな中でロードバイクなどスポーツサイクルは車道に出て走ることが多いのですが、車道に出ればクルマから邪魔者扱いされるし、歩道を走れば歩行者から嫌な顔をされ「いったいどこを走ればいいんだ」という肩身の狭い思いをします。日本の自転車通行に関わる問題はまだまだ続きそうです。 - 危険
道路では危険がいっぱいです。いかに安全に走れるか常に考える必要があります。
ロードバイクの悪いところ・デメリットを述べましたが、あなたはどのように感じましたか?
ロードバイクを購入する前にはこういう悪いところ・デメリットがあることを頭に入れておきましょう。