本命卦とは?本命卦・九星早見表、計算による求め方
本命卦というのは、人の潜在的適性を表す「八卦」のことです。
人間の体は地球の磁場と関係し、影響を受けています。このように、磁気に感応する性質(気質)のことを磁性感応傾向性といいます。
また、本命卦には、「乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)」の8つの種類がありますが、これは生年月日を元に分けられます。
この種類により生まれながらの吉方位、凶方位を知ることができるのです。
本命卦と九星の求め方(早見表、計算による求め方)です。
風水を実践するときには必ず必要となるので、あなたの本命卦と九星をチェックしておきましょう。
【本命卦早見表】
生まれた年 | 男性 | 女性 |
昭和21,30,39,48,57,平成3,12年,21年,30年,令和9年 | 離 | 乾 |
昭和22,31,40,49,58,平成4,13年,22年,31年(令和元年),10年 | 艮 | 兌 |
昭和23,32,41,50,59,平成5,14年,23年,令和2,11年 | 兌 | 艮 |
昭和24,33,42,51,60,平成6,15年,24年,令和3年,12年 | 乾 | 離 |
昭和25,34,43,52,61,平成7,16年,25年,令和4年,13年 | 坤 | 坎 |
昭和26,35,44,53,62,平成8,17年,26年,令和5年,14年 | 巽 | 坤 |
昭和27,36,45,54,63,平成9,18年,27年,令和6年,15年 | 震 | 震 |
昭和28,37,46,55,平成1,10,19年,28年,令和7年,16年 | 坤 | 巽 |
昭和29,38,47,56,平成2,11,20年,29年,令和8年,17年 | 坎 | 艮 |
※本命卦は同じ年に生まれても男女で異なります。
※中国占術では、年の境目を立春(毎年2月4日頃)となっているので、2月4日以前に生まれた方は前の年の本命卦となります。
【本命卦 計算による求め方】
数字 | 男性 | 女性 |
1 | 坎 | 坎 |
2 | 坤 | 坤 |
3 | 震 | 震 |
4 | 巽 | 巽 |
5 | 坤 | 艮 |
6 | 乾 | 乾 |
7 | 兌 | 兌 |
8 | 艮 | 艮 |
9 | 離 | 離 |
○男性の場合→生まれた年を西暦にして、全ての数字を足す。2桁になった場合は、さらに足して1桁にする。その数字を「11」から引く。
○女性の場合→生まれた年を西暦にして、全ての数字を足す。2桁になった場合は、さらに足して1桁にする。その数字に「4」を加える。10を超えたなら「9」を引く。
※各年の節分以前に生まれた人は前年生まれとして考えますので、前年の西暦で計算することになります。
【本命卦 九星から求める】
自分の本命星の九星が分かっていれば簡単に本命卦が出せます。
九星とは、九つの星のことを指し、それぞれが万物の現象を表しています。
具体的に九星は、以下の九つの星をいいます。
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しろくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七金赤星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
日本の気学や九星術でも使用されているので、九星自体は聞いたことがあると思います。
なお、「星」という言葉が使われていますが、天体の惑星ではありません。易の八卦からきた虚星です。
この九星は、気(エネルギー)の種類や強さ、方位の吉凶を知るために使われることが多いと言われています。
本命星 | 男性 | 女性 |
一白水星 | 坎 | 艮 |
二黒土星 | 坤 | 巽 |
三碧土星 | 震 | 震 |
四緑木星 | 巽 | 坤 |
五黄土星 | 坤 | 坎 |
六白金星 | 乾 | 離 |
七金赤星 | 兌 | 艮 |
八白土星 | 艮 | 兌 |
九紫火星 | 離 | 乾 |