八方位・二十四方位の意味とパワー
「八方位」とは一般的に「東」「南東」「南」「南西」「西」「北西」「北」「北東」の方角のことです。
各方位にそれぞれ呼応する運などをまとめてみましたので、参考にしてください。
- 「東」・・・成長や若さ、生命力を意味し、仕事運や勉強運、発展運をつかさどる方位。
- 「南東」・・・幸運や信頼を意味し、恋愛運や結婚運、社交運をつかさどる方位。
- 「南」・・・知性や権力を意味し、ビューティー運、人気運、名誉運をつかさどる方位
- 「南西」・・・努力や安定を意味し、家庭運、健康運、不動産運をつかさどる方位。
- 「西」・・・収入や楽しみを意味し、金運、恋愛運、商売運をつかさどる方位。
- 「北西」・・・大きな財や地位を意味し、事業運、玉の輿運、成功運をつかさどる方位。
- 「北」・・・秘密や神聖を意味し、金運、秘密運、男女愛の運をつかさどる方位。
- 「北東」・・・相続や変革を意味し、蓄財運、不動産運、変化運をつかさどる方位。
そして、「八方位」をさらに3つずつ細かく分けたものが「二十四方位」です。これは主に家が持っている運気を調べるためのものです。これから家を建てようと思っている人は、この「二十四方位」を考慮に入れた方が強運な家をつくることができるでしょう。
「二十四方位」は、「座山」でみていきます。「座山」とは、その家の玄関と反対の方向のことです。詳しい座山の求め方については、後ほど説明します。
【二十四方位の意味とパワー】
- 壬(みずのえ)・・・強力な財運を持つ方位で、巨額の富を築くことも可能です。また、人の上に立つという意味があります。
- 子(ね)・・・人徳のある大人物を生む可能性があります。また、チャンスをつかむという意味があります。
- 癸(みずのと)・・・実業界で成功するという意味がある方位です。
- 丑(うし)・・・倉を意味し、蓄財に適した方位。堅実に財を築きたい人向きです。
- 艮(ごん)・・・財産を意味する方位。しかし表鬼門なので、大成功か失敗の岐路に立ちます。
- 寅(とら)・・・病気に縁があり、扱いが難しい方位です。
- 甲(きのえ)・・・健康・体力を害する方位。しかし信念を貫くことができれば、富と地位を手にすることができます。
- 卯(う)・・・権力を手にする方位。国家的リーダーや指導者になり、仕事で大成功を収めることができます。努力家の人物を生みます。
- 乙(きのと)・・・芸術、芸能に向いている方位です。男性よりは女性が才能を評価されます。
- 辰(たつ)・・・倹約という意味があり、貯蓄に適した方位です。
- 巽(そん)・・・文章宮を意味し、勉強や試験に強い方位です。
- 巳(み)・・・食に縁が深い方位なので、食堂や料理店に最適です。
- 丙(ひのえ)・・・「地位・名誉・貴」を意味する方位で、会社員より政治家などが向いています。人望のある人を育てます。
- 午(うま)・・・離別という意味があります。運に乗ると国家的指導者を生みますが、家族が離散してしまう可能性もあります。
- 丁(ひのと)・・・健康と長寿に恵まれる方位。うまくいけば、どんな分野でも周囲から認められて成功します。
- 未(ひつじ)・・・財を積むことができる方位。名誉や地位よりも財に縁がありますが、継続させるには努力が必要です。
- 坤(こん)・・・裏鬼門の方位です。通常はこの方位を使わない方が良いでしょう。うまくいけば、偉大な人物を生むことがあります。
- 申(さる)・・・パワーが弱い方位です。とくに凶作用はありませんが、大きな成功を手にすることはなかなか困難です。
- 庚(かのえ)・・・「英雄・決断力」を意味し、とてもパワーの強い方位です。勇気と決断力を与え、指導者を生みます。
- 酉(とり)・・・「公共・官公庁・神社・仏閣・名声・官職・高貴」を意味する方位で、神社や仏閣で好まれています。ただし、異性関係のトラブルに注意。
- 辛(かのと)・・・「秀才」「英知」を意味するので、学者や研究者、文筆家向きの方位です。
- 戌(いぬ)・・・財に恵まれやすい方位。不動産関係で財を築けるでしょう。土地選びがポイントになります。
- 乾(けん)・・・「墓所・住宅」を意味し、強いパワーがある方位です。住居やお墓にとって理想的な良い方位です。ただし、周囲との強調を忘れずに。
- 亥(い)・・・北極星のある重要な方位です。二十四方位のすべてを支配する方位でもあります。徳のある大人物が育つでしょう。地位や名声にも恵まれます。