風水 八方位を正しく求める
それでは、太極(家の中心)が分かったら八方位を求めていきましょう。
方位磁石を使って、「北」を正確に割り出してください
前にも言いましたが、方位を求めるこの時点でずれてしまうと、間違った風水となるので注意してください。
なお、地図上の北と少しずれること(偏角)もありますが、そういう場合は方位磁石が示す北に従うようにしてください。また、家の間取り図に書いてあるような方位は全然違うことがあるので、注意しましょう。
<用意するもの>
○筆記用具
○定規
○家の見取り図
○方位磁石(コンパス)
※方位磁石(コンパス)はオイルのタイプがオススメ。オイルの入っていない方位磁石は針がグラグラと揺れるため、方位が定まりにくいのです。
<測り方のポイント>
○電化製品のスイッチを切る
電化製品の電源が付いていると、針に狂いが生じますので、方位をみるときは電化製品の電源を切りましょう。また、近くに他の磁石、大きな金属製の物体(冷蔵庫)など、直流電流などが流れている電線、電流が流れている電磁石などがある場合も、その影響を受け、その場の磁界が変化し、方位磁針が指す向きは変化しますので注意してください。
○換気をする
窓を開けてそのまま20~30分間換気をしましょう。
○外で測るのも良い
鉄筋コンクリート構造などの理由で、家の中ではまともに測れないという場合があります。その場合は、見取り図上で家の中心から水平に引いたラインにある家の外(ベランダや庭)に立って、そこで真北を測り、その角度をそのまま家の中心に応用するようにしましょう
方位磁石を持って、家の中心位置に立ちます。磁石が示す方位と平面図を照らし合わせながら、太極を通る南北線を見取り図に書き入れましょう。南北線を基本にして、北から右回りに北東、東、南東、南、南西、西、北西を45°ずつ区切っていき、見取り図に線を書き入れます。