HD-2D版「ドラゴンクエストI&II」 評価・レビュー

ようやく発売ですね。私はSteam版を購入しましたので、プレイは10月31日からとなります。
ドラクエ1リメイクのほうは、レベルは41でクリアしました。プレイ時間は14時間程度。SFC版が8時間位でクリア出来るので約2倍のボリュームですね。
ドラクエ2リメイクは、1回目のクリアは約33時間。2回目の真エンディング到達時は39時間でした。
目次
結論:どんな人におすすめか?
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強くおすすめできる人
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原作『ドラクエII』のファン、およびロト三部作が好きな人。
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『I』リメイクをプレイして不満を感じた、あるいは挫折した人。(『II』でその評価は覆る可能性が高い)
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歯応えのある高難易度RPGや、キャラクター育成を楽しみたい人。
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購入前に検討すべき人
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現代の親切でテンポの良いRPGに慣れ親しんだ新規ユーザー。
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探索の不便さや、昔ながらの面倒なシステムに強いストレスを感じる人。
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(フルプライスでの購入は慎重に検討し、セールなどを待つのも一つの手かもしれない)
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発売後に好評レビューがじわじわと増えてきたのは、真エンドや実績コンプリートまでプレイしたユーザーからの評価が、時間差で投稿されているからだと思います。
つまり、私が言いたいのは「このゲームの真価は、真エンドを迎えてこそ分かる」ということです。序盤だけのプレイに基づいたレビューは、あまり参考にしない方が良いかもしれません。
ドラゴンクエストI&II レビュー
ストーリー・シナリオ演出面(DQ1)
HD-2D版として生まれ変わった『ドラゴンクエストI』は、原作の「竜王を倒してこい!→はい、倒しました!」という、とてもシンプルな冒険の骨格はそのままに、物語が「ほぼ完全新作」と呼べるほど見事に肉付けされています。ファミコン版では容量の都合で描かれなかったであろう物語の行間が、現代の技術と解釈で丁寧に、そして贅沢に埋め尽くされているのが最大の特徴です。
特に今作は『ドラゴンクエストIII』から続く「ロト三部作」の一つとして、物語の繋がりが強く意識されています。『III』の勇者はその後どうなったのか、ロトの伝説はどう受け継がれたのか、といったシリーズファンなら誰もが気になる部分が深掘りされ、同時に精霊ルビスが物語に大きく関わることで、原作の少し不自然だった点も綺麗に補完されています。ただ話が増えただけでなく、世界が終末に向かうような緊迫感あふれる演出も加わり、冒険への没入感を高めてくれます。
物語は、原作のようにいきなり王様の前に立つところから始まるのではなく、まず「ラダトームの兵士を助ける」という導入エピソードから始まります。なぜ若者である主人公が王に謁見することになったのか、そのきっかけが丁寧に描かれるため、とてもスムーズに物語に入り込むことができるようになっています。
街やダンジョンにも新しいイベントやボスが追加され、原作にはいなかった「妖精族」や「ドワーフ」といった種族も登場。彼らが物語に絡むことで、世界観にぐっと奥行きが生まれています。特に妖精たちは、口は悪いけど性格診断が得意な子(夢の妖精)や、ツンデレな子(こだまの妖精)など、キャラクターが立っていて魅力的でした。ラダトームの城下町で竜王の城を眺めるシーンでは、近くの犬や、話しかけるとついてくる尻軽な町娘まで画面に映り込むなど、細かい演出へのこだわりにも驚かされます。
そして、この追加シナリオが素晴らしいのは、単体で面白いだけでなく、次作『II』への壮大な「フリ」になっている点です。『II』でいきなり登場した「紋章」の起源が今作で明かされるのですが、この新設定は「三部作の再構築」というテーマを象徴しており、シリーズファンの間で「物語に深みが出た」と非常に好評です。
もちろん、昔ながらのプレイヤーの遊び心に応えてくれる要素も健在です。ドラゴンを倒してローラ姫を助けた後、お城に送り届けずに「姫を抱きかかえたまま竜王に挑む」ことが可能です。姫を連れていると道中のイベントセリフが変化するだけでなく、バトル画面で勇者の勝利を願ったり、最後には後方支援までしてくれます。
このリメイクをひと言で表すなら、「一本の骨組みだった短編小説に、当時のプレイヤーが想像で補っていた行間を、すべて豪華な挿絵とエピソードで埋め尽くし、壮大な歴史叙事詩へと書き換えたもの」と言えるでしょう。単なる懐かしさだけでなく、ここから始まる伝説の重みをプレイヤーの心に深く刻み込む、見事なリメイクストーリーであるといえます。
ストーリー・シナリオ演出面(DQ1)
【高く評価された点】
三部作を締めくくる見事な伏線回収
『I』や『III』で残された謎(竜王の出自、『II』のロトの剣がなぜ弱かったのか等)が、本作の追加シナリオによって全て解き明かされます。物語の繋がりが強く意識されており、ロト三部作の完結編として完璧な補完がなされています。
キャラクターの成長と、かけがえのない「仲間との冒険感」
サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女、そしてサマルトリア王女といった仲間たちの会話テキストとボイスが大幅に増量されており、各々の個性が際立っています。公式な年齢設定は不明ですが、作中では「子供扱い」される場面も多く、声優陣の素晴らしい演技も相まって、勇者の子孫である少年少女たちが懸命に旅をする姿に命が吹き込まれていると感じました。
特に、サマルトリア王女が仲間になった当初は戦闘中にふざけたり、勝手な行動をとったりしていましたが、物語の進行と共に使命に目覚め、成長していく様子が丁寧に描かれている点は大きな魅力です。
また、ボス戦後に仲間たちがそれぞれ一言喋る演出や、パーティーのメンバー構成によってそのイベント時のセリフが細かく変化するなど、『III』リメイクと比較しても「仲間と共に冒険している感」が格段に強まっています。敵であるアトラス、バズズ、ベリアルといった「悪霊の神々」にも人間味のある背景が描かれ、物語全体への没入感を一層高めていました。
船入手後の自由度が高い
船を入手すると一気に自由度が上がります。すぐにベラヌールへ向かい、世界樹の葉イベントを経てサマルトリア王女を早期加入させることも可能。ただしボス戦がきついので、難易度調整等の工夫が必要かもしれません。
クリア後の感動的な追加ストーリー
ラスボス撃破後には、堀井雄二氏自らがシナリオを直接手掛けた「真のエンディング」が用意されています。これは、シリーズを追い続けてきたファンにとって最大のご褒美と言えるでしょう。
圧倒的なボリュームとやり込み要素
クリアまで約30~35時間、クリア後の隠しダンジョン(無限の回廊、謎の塔)や隠しボスを含めると50時間は遊べる大ボリューム。これはドラクエ2リメイクだけでドラクエ3リメイクとほぼ同等のボリュームになります。
【課題・評価が分かれる点】
主人公の「空気化」問題
本作の主人公(ローレシアの王子)は、プレイヤーの分身であるため基本的に話しません。その一方で仲間たちは感情豊かに話すため、相対的に主人公の存在感が希薄になってしまい、「物語の主役は仲間たちなのでは?」と感じられてしまう場面がありました。これは、主人公に感情移入する伝統的なドラクエのスタイルをリメイクする上での、特有のジレンマと言えるかもしれません。
好みが分かれる大胆なキャラクター描写
一部のキャラクター(例えば、人魚たちの「ギャル」のような口調など)に見られる大胆な性格付けは、プレイヤーによっては好みが分かれる可能性があります。私的には気になりませんでした。
グラフィック・音楽(DQ1&DQ2)
グラフィックは、先行するHD-2Dドラゴンクエスト3リメイクと同様に、ドット絵の温かみと3DCGの立体感が融合した非常に美しい仕上がりです。
音楽も壮大なオーケストラアレンジが素晴らしく、冒険への没入感を高めてくれます。
ただ、一点だけ気になったのがDQ1洞窟のBGMです。原作同様、階層ごとのアレンジはあるものの、原曲が6小節と短いため、どうしても単調に感じてしまいました。これは原作再現なので仕方ない部分ですが、長時間の探索では少しつらく感じるかもしれません。
システム面(DQ1)
本作のシステムは、原作の良さを残しつつ、現代に合わせて快適に遊べるよう様々な改良が加えられています。
【高く評価された点】
アイテム使用の快適さ
主人公勇者1人旅のため、「たね」や「きのみ」のドーピングアイテムを誰に使うか迷う必要がなく、入手後すぐに使えるのが爽快でした。
探索の楽しさ
壺やタルといったオブジェクトのほとんどにアイテムが入っており、街やダンジョンを隅々まで探索するモチベーションにつながりました。
便利な「有利コマンド」機能
敵の弱点属性が一目でわかるため、無駄な行動を取ることなく戦略的なバトルが楽しめます。
親切な「ひみつの場所」
『DQ3』リメイクにもあった「ひみつの場所」ですが、本作ではさらに親切になっています。発見済みの場所はマップに丸いアイコンが表示され、未発見の場所もレーダーで存在が示唆されるため、見逃しにくくなりました。ひみつの場所はルーラに登録されない場所なので再訪にとても役立つ、素晴らしい改善点だと思います。
予約特典
特典の「いぬぐるみ」「ねこぐるみ」が強い強い。てつのよろいよりも硬いのではがねのよろいを買うまでは、よろいの装備にお金がかかりません。同じ特典のしあわせのくつも最序盤から装備していればレベル15ぐらいまではポンポンレベルが上がってくれます。
【課題・評価が分かれる点】
レミラーマの習得時期
便利な呪文ですが、習得が「さいごのかぎ」入手後と遅く、活躍の機会が少なかったのが少し残念でした。もう少し早い段階で覚えて探索に活かしたかったです。
メッセージ送りの操作性
イベントシーンで意図せず十字キーに触れてしまい、メッセージを読み飛ばしてしまうことが何度かありました。メッセージ送りは決定ボタンのみにするなど、オプションで操作方法を変更できると嬉しいです。
ボイスのバリエーション
戦闘中、通常攻撃する際の掛け声が1種類しかないため、長時間プレイしていると単調に感じられました。せめて2種類があれば、戦闘がさらに臨場感あふれるものになったと思います。
自動どうぐ整理の仕様
持ち物がいっぱいになっている時にアイテムを渡した際の「自動どうぐ整理」。たしかに便利な機能ですが、交換用の武器や回復アイテムまで問答無用で「ふくろ」に全部送られてしまうため、ふくろから取り出すのを忘れてしまう場面がありました。これは、1つだけ交換する仕様でいいと思います。
システム面(DQ2)
【高く評価された点】
育成の自由度を高める新要素
呪文や特技をアイテム(巻物)で習得させるシステムは、『I』では主人公一人に覚えさせるだけでしたが、『II』では「誰にどの技を覚えさせるか」という、より深いキャラクター育成の楽しみを生み出しています。また、特定の状態やピンチ時に発動する必殺技「超絶技」も、戦闘の良いアクセントになっていました。
【課題・評価が分かれる点】
探索意欲を削ぐ不親切な動線
探索に必須な呪文「レミラーマ」は、サマルトリアの王女しか習得できません。そのため、彼女の加入が遅れるとアイテム探しの開始も遅れてしまいます。また、「魔法の鍵」の入手時期も中盤以降と遅く、入手するためにはかなりの強敵を倒す必要があり、船を手に入れた直後のレベルでは歯が立ちません。結果として、アイテム収集(特に小さなメダル集め)が本格化するのが終盤になってしまい、過去の街やダンジョンを何度も行き来する必要があるため、大きなストレスを感じました。攻略情報なしでプレイする場合、どこにどんな宝箱があったのかをメモしておく必要があります。
一部マップの操作性と視認性
特に海底マップの探索は、カメラが船に近すぎて周囲の視認性が悪いうえに、敵とのエンカウント率も高く感じられ、ストレスが溜まりやすかったです。
見た目装備の仕様変更
バニースーツや水着といった、特定の組み合わせでキャラクターの見た目が変わる装備がありますが、そのデザインが変更されている点も気になりました。シルバートレイ、バニースーツ、うさみみバンド、あみタイツの4点を装備するとバニー姿になりますが、ハイレグではなくスカートのような見た目になります。水着はパレオが付いたデザインになっており、現代的な配慮や規制の影響を感じ、個人的には少し残念に思いました。
【仕様変更点】
ふくびきけんの入手方法
ドラクエ2リメイクのふくびきけん入手は、アイテムの売り買い時完全ランダムになっているみたいですね。
従来作、例えばSFC版ドラクエ2なら、道具購入時の所持金3バイトを加算して合計し、下位4ビット(=16で割った余り)を取得。その余りが 1 または 3 のときのみ当たりルートへ分岐するというものでした。
なので、HD2Dリメイク版では所持金を調整してふくびきけんを狙うことはできないです。
ゲームバランス(DQ1)
[ドラクエ1リメイク]
序盤から歯ごたえ十分。油断が命取りに
難易度「バッチリ冒険」でプレイしましたが、序盤から敵が手強く、雑魚戦ですら油断するとすぐに窮地に陥ります。特にドワーフの洞窟あたりから敵の強さが一段階上がります。正体不明のあやしいかげやリカントマムルが強いのなんの。
ドワーフの洞窟から南に下り、橋を渡って聖なるほこら周辺に行ったら、死んだゾ

1人旅ゆえの戦略の難しさとストレス
ドラクエ1リメイクは、原作と同じで最後まで味方が増えない「1人旅」です。「誰か仲間になるだろう」という希望を抱きながら進めましたが、最後まで孤独な戦いが続いたのには驚きました。
パーティメンバーがいないため、取れる戦略は限られます。2回行動してくる敵もいるので、こちらのターンが無駄に終わると、回復が追いつかず、一方的に攻撃を受ける「集団リンチ」のような状況に陥りがちです。
このジリ貧の展開は、人によっては大きなストレスに感じるかもしれません。「せめてサポート役でもいれば…」と何度も思いました。
仲間の大切さを知るゲームです。
勝利の鍵は「死んで覚える」こと
強敵とのバトルは、いわゆる「死に覚えゲー」です。初見で勝つのは難しく、敵の行動パターンを把握し、大ダメージを受けるターンに「だいぼうぎょ」を合わせる、といった対策が必須となります。この戦法を前提としたバランス調整がされているように感じました。
幸い、ボス戦は再挑戦が容易なため、試行錯誤のストレスは少ないです。負けて対策を練り込むのが好きなプレイヤーには、高く評価されるバランスだと思います。
孤独な戦い唯一の光明「うけながし」
1人旅にはメリットもあります。それはとくぎの「うけながし」が非常に強力になること。仲間がいないため、成功すると必ず敵にヒットします。実際、「あくまのきし」のような強敵も、「うけながし」を連発することで撃破できました。
ゲームバランス(DQ2)
【高く評価された点】
爽快感と戦略性が両立したバトル
『I』の「1対多数」という孤独な戦いから一転し、4人パーティーでの戦闘はテンポ・爽快感共に劇的に改善されています。仲間全員に明確な役割があり、誰一人として無駄にならない絶妙なバランスを実現しています。
歯応えのある「死にゲー」的難易度
難易度は全体的に高く、全滅が当たり前のシビアなバランスですが、ボス戦は直前からリトライが容易なため、理不尽さは感じにくくなっています。本作は『I』リメイクと同様に、AI任せのボタン連打では到底勝てず、「しっかり対策を練らないと負ける」ことが前提のバランスです。試行錯誤を繰り返して強敵を打ち破る「死にゲー」ならではの達成感を味わえます。
成長を実感できる爽快な終盤戦
終盤は、仲間たちの強力な呪文や特技、そしてバフを重ねることで、まるでファイナルファンタジーのようにダメージが4桁、時には1万を超えることもあり、キャラの成長をダイレクトに実感できる爽快感があります。
また、ロンダルキア以降に登場する雑魚敵の経験値が非常に美味しいため、過去作に比べて「メタル狩り」の必要性が低い作品だと感じました。レベリングがしやすいです。大抵の人ははぐれメタル狩りは「はかぶさの剣を盗む」ためにやっていたのではないでしょうか?
【課題・評価が分かれる点】
仲間が揃うまでの序盤の単調さ
根本的なゲームデザインが古いため、仲間が揃って戦術の幅が広がるまでは、戦闘が単調に感じられる可能性があります。この「尻上がり」の面白さを体験する前に、新規プレイヤーが離脱してしまわないかが少し懸念されます。
ローレシア王子の習得特技について
ローレシア王子は呪文を覚えない脳筋タイプですが、最序盤に覚える「石つぶて」以降、グループ・全体攻撃手段に乏しいのが難点。レベル36でランダム全体攻撃「ばくれつけん」、レベル38でグループ攻撃の「ぶんまわし」を習得しますが、もっと早く欲しかったのが正直なところ。まさに戦士技といえる「さみだれけん」はまさかのサマル王子習得。雑魚戦では痒い所に手が届かない一方、ボス戦で輝く「単体特化」の調整が意図的にされている印象です。
戦略性に乏しいAI戦闘
「作戦」によるAI戦闘は、MPを無駄遣いするなど非効率な行動を取ることがあります。特にAIは「超絶技」の発動条件を考慮した戦略は取ってくれないため、強敵とのボス戦では「めいれいさせろ」での手動操作がほぼ必須となります。
ところで、レビューとは全く関係ないのですが、最近YouTubeのショート動画で偶然見つけた曲が頭から離れなくて…。
くまゆちゃんねるさんの、DQ2の曲「街の賑わい」に合わせた「鍋の歌」という動画なんですけど、これが本当に耳に残るんですよ。
もしよければ、皆さんもぜひ聴いてみてください!
製品情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ジャンル | RPG |
| 発売日 | 2025年10月30日 ※Steam版のみ10月31日 |
| 開発元 | アートディンク&SQEX浅野チーム |
| 販売元 | スクウェア・エニックス |
| 対応機種 | ニンテンドーSwitch プレイステーション5 XBOX Series X/S STEAM Microsoft Store on Windows |
| 価格 | 希望小売価格:7,678円(税込) |
| セーブ方式 | 未確認 |
| 公式サイト | こちら |
発売前情報
【2025年8月3日】
2025年8月1日、スクウェア・エニックス公式チャンネルにて、大魔王ゾーマによるHD-2D版『ドラゴンクエストI&Ⅱ』の緊急配信「世界最速実況プレイ」が行われました。約57分にわたるこの配信は、公開からわずか1日で約28万回も視聴されるなど、ゲームファンから絶大な注目を集めています。そしてこの配信により、本作が単なるリメイクではなく、大幅な新要素とストーリーの追加を含む、まさに「リイマジン(再想像)」作品であることが明らかになりました。
まず、物語の導入部分であるプロローグが非常に作りこまれており、ロトの勇者の子孫たちがローレシア、サマルトリア、ムーンブルクの3つの国に分かれた経緯から丁寧に描かれます。
特にハーゴン軍によるムーンブルク襲撃のシーンは、原作から大きく変更され、物語の深みを増しています。王女はただ平和に過ごしていたのではなく、呪文の修行をしている最中に襲撃されるという緊迫した状況になりました。ムーンブルク王も、従来の「ぎょえーーっっ!!」という断末魔ではなくなり、頼りない印象は払拭されています。彼は娘に「地下に隠れていろ」と言うだけでなく、「まず王女を脱出させる」と発言するなど、威厳と親心を持った王としてかっこよく描かれています。
さらに、王が病を患っていたという新設定が加わったことで、本来使えるはずの強力な呪文(イオナズンなど)が使えなかった理由が補完され、彼の戦いぶりに説得力が生まれました。
そして、王女が犬の姿になった経緯にも新たな解釈が加えられています。従来はハーゴンに呪われたとされていましたが、本作では王女自身の「父は変化の呪文も得意だ」というセリフが伏線となり、父である王がハーゴンから姿を隠して逃がすために、親心から彼女を犬に変身させた可能性が強く示唆されています。その後、王女は自力でムーンペタの町へ向かったようです。
世界設定もより明確になりました。かつてロンダルキアの国がハーゴンに滅ぼされたという背景が追加されたことで、各国が油断せず、有事に備えて兵士の訓練所を設けるなど鍛錬を積んでいた状況が理解しやすくなっています。
冒険の始まり方も、より自然な流れに変わりました。瀕死の兵士がローレシア王に全ての情報を伝えきれなかったため、王はムーンブルクの正確な状況を知らず、王子に「使者として様子を見てこい」と命じます。このとき、王自身が「自らは国を守らなければならない」と語り、彼が旅に出ない理由も明確になりました。王子がサマルトリアへ向かう目的も「状況を伝えるため」と変更され、プレイヤーが抱きがちだった疑問が解消されています。
冒険の序盤に関する変更点として、旅立ちの際に貰えるゴールドが50Gから200Gに増額されたり、ローレシアに城下町がきちんと存在したりと、新鮮味のあるプレイが楽しめそうです。また、最初に手に入る「王女の愛」は、ロトの印を探すためのアイテムではなくなっているようで、その効果はまだ謎に包まれています。
キャラクターを斜め方向にも向けられるグラフィックが追加された件に関して、配信ではバラモスがこの進化を嬉々として報告する一方、ゾーマは関心がなさそうな態度を見せ、その温度差が視聴者の笑いを誘いました。コメント欄には「この斜めグラフィックを3でもやってくれ」といった声が多く見られました。
物語はサマルトリアに移り、王は息子を連れていくよう提案しますが、当の王子は不在です。彼の旅の目的もハーゴン討伐ではなく、「洗礼の儀式を受けに勇者の泉へ行っている」という設定に変わりました。
そして、そのサマルトリアで待望の新キャラクター「サマルトリアの王女」が仲間になります。初登場時はドレス姿で仲間になりそうにない雰囲気ですが、「私もお兄ちゃんを一緒に探しに行くよ」と自ら申し出て、旅装に着替えて同行します。つまり、彼女が最初の仲間キャラクターとなることが判明しました。
彼女はまず「サポートメンバー」としてパーティに参加します。これは従来のNPCのように、プレイヤーが行動を指示できず、アイテムの受け渡しもできない自律型のキャラクターです。そして物語が進むと、正式に操作可能なパーティメンバーに加わるようです。
彼女の戦闘スタイルは予想外のもので、まるで「遊び人」のようにトリッキーな戦い方をします。先行プレイでは、大きな声で歌って敵を魅了したり、悪口を言って怒らせたり、火のついた紙きれで45ほどのダメージを与えたりと、予測不能な行動でバトルをかき乱していました。時には大きな石を投げ上げて味方に当たってしまうことや、「キラーばくれつけん」という未完成の必殺技を繰り出す(実際は普通の攻撃)など、遊び心に満ちた性能のようです。
さらに、新アイテムとして「巻き物」が登場します。これを使うことでキャラクターが呪文や特技を覚えることができ、使用できるキャラクターは巻き物によって異なるようです。これにより、例えばムーンブルクの王女を賢者のように育てたり、サマルトリアの王女を魔法使いにしたりと、キャラクター育成の自由度が大きく広がる可能性が示唆されています。
【2025年8月1日】
HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』最新情報 詳細解説 ―これはリメイクを超えた「再構築」となるか
先日7月31日、Nintendo Directおよびスクウェア・エニックスの公式トレーラーにて、HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』の発売日告知と共に、ファン待望の最新情報が公開されました。約1分半という短い映像の中に、これまでの原作から大幅な追加・変更を示唆する内容が凝縮されており、単なるリメイクではなく、物語やシステムを「再構築した全く新しい作品への期待が大きく高まっています。その詳細を深く掘り下げていきましょう。
『ドラゴンクエスト1』リメイクの注目要素
まず『ドラゴンクエスト1』では、冒険の質を根底から変える新要素が多数確認されました。
戦闘システムにおいて最も大きな変更点は、原作には存在しなかった「特技」の追加です。主人公が習得する特技として「けもの突き」「かえん斬り」「うけながし」が公開されました。さらに注目すべきは、映像中に「ギガスラッシュ」を彷彿とさせるカットインが確認された点です。勇者特有の強力な技が用意されている可能性は高く、またドラゴン戦で「ドラゴン斬り」を使用していたことから、モンスター系統に特化した多彩な特技による戦略的なバトルが楽しめそうです。
ストーリー面では、驚くべき新展開が待ち受けています。本来はドラクエ3のキャラクターである「カンダタ」が登場するのです。数百年後の世界である『1』に彼が現れることで、従来の時系列に新たな解釈が加わることは間違いありません。彼の子孫なのか、それとも別の何者かなのか、この謎が物語の重要な鍵となりそうです。さらに公式サイトでは「まどろみの妖精」という新キャラクターや、ドワーフ族の存在も言及されており、アレフガルドの世界観が大幅に拡張されていることがうかがえます。
マップやイベントも再構築されています。ローラ姫を救出するドラゴンの住処は、従来の沼地の洞窟とは異なる自然洞窟のような場所に変更され、ラダトーム城の玉座の間も広くリニューアルされるなど、より壮大な冒険の舞台が用意されています。また、ローラ姫の回想シーンが大幅に追加され、彼女が竜王軍と対峙した過去の出来事がより詳細に描かれることで、物語への没入感を深めます。
『ドラゴンクエスト2』リメイクの革新的変更
一方、『ドラゴンクエスト2』では、もはや「革新的」と呼ぶべき変貌を遂げています。
以前から噂されてきた「サマルトリアの王女」(デフォルト名:マカロン)が、4人目の仲間として正式にパーティに加わります。彼女は「体術と魔法による攻撃を得意とする」とされ、「眠りアタック」「まわしげり」「しびれアタック」「ツッコミ」といった特技を習得。その性能は、盗賊と旅芸人の中間のような役割を担うと推測されます。仲間になるタイミングは、テパの村で水門を操作するシーンに登場していることから、中盤のベラヌール付近で発生する呪いのイベント周辺と考えられます。
既存の3人も大幅に強化されます。ローレシアの王子は原作通り呪文を覚えないものの、「しっぷう突き」や「もろば斬り」など9種類の特技を習得。特に「必中拳」と「まじん斬り」はメタル系モンスター狩りに絶大な効果を発揮し、レベル上げが格段に快適になるでしょう。サマルトリアの王子は、「ミラクルソード」で攻撃と回復を両立し、「みかわしきゃく」「うけながし」で生存能力が向上。さらに原作にはなかったヒャド系呪文(マヒャドまたはヒャダイン)まで使用可能となっています。ムーンブルクの王女は、イオ系・バギ系呪文に加え「マジックバリア」を習得。これにより、これまで課題だった魔法防御の戦略に大きな選択肢が生まれます。
ストーリーのスケールも格段に大きくなっています。原作では消滅していた「メルキド」が復活し、「守護家の次男」という新キャラクターが登場。これは他の失われた街々の復活も期待させる大きな変更点です。また、ハーゴンの神殿で待ち構えていた悪霊の神々(バズズ、ベリアル)が、物語の道中でボスとして出現します。バズズは海底洞窟、ベリアルは精霊のほこらで確認されており、ハーゴン到達前に物語の緊張感を大きく高める展開となりそうです。
そして最も重要な示唆として、「レッドオーブ」らしきアイテムが確認されました。原作になかったオーブの存在と、ゲームロゴに描かれたラーミアの姿から、オーブを集めてラーミアを復活させるという、『3』のような壮大な目的が物語の根幹に関わる可能性が浮上しています。それに伴い、原作では中盤武器だった「ロトの剣」も、闇を払う特別な力を持つ重要アイテムとして再設計されているようです。
技術・演出面の向上
HD-2Dによる美しいグラフィックは、廃墟と化したドムドーラの悲壮感をリアルに表現するなど、世界への没入感を高めます。また、4人パーティ化に伴い、「ひょうがまじん」「フロストギズモ」「トロル」といった新モンスターや、エビルホーク系の新ボス「クレセンス」も確認されており、歯ごたえのある戦闘が期待できます。
さらに、主要キャラクターには豪華声優陣によるボイスが追加。
ロトの血を引く者:花江夏樹
ローラ姫:茅野愛衣
ローレシアの王子:内田雄馬
サマルトリアの王子:福山潤
ムーンブルクの王女:上坂すみれ
サマルトリアの王女:篠原侑
今回のトレーラーだけでも非常に多くの情報が詰め込まれており、9月頃の東京ゲームショウ2025でのさらなる情報公開が今から待ち遠しい限りです。
【2025年7月16日】
HD-2D版ドラゴンクエスト1&2のNintendo Switch版とNintendo Switch 2版の違いと注意点
HD-2D版ドラゴンクエスト1&2のNintendo Switch版とNintendo Switch 2版には、いくつかの重要な違いと、購入時に注意すべき点があります。
主な違い
■ 互換性
- Nintendo Switch 2版のソフトは、Nintendo Switch(初代)ではプレイできません。
- Nintendo Switch(初代)版のソフトは、基本的にNintendo Switch 2でもプレイ可能です。これは、PlayStation 1のゲームがPlayStation 2で動作したような互換性に近いものです。
■ ゲーム内容と描画スペック
- ストーリーやアイテムなど、ゲーム内容に違いはありません。ただし、ハードの性能差により描画スペックには違いがあります。Switch 2版では、おそらく解像度やフレームレートが向上し、より滑らかな映像が実現されると予想されます。また、Switch 1版のソフトをSwitch 2でプレイした場合、多くのソフトでロード時間の短縮が期待できます。実際、HD-2D版ドラクエ3のSwitch 1版をSwitch 2でプレイしたところ、街の出入りや戦闘後のロード時間が大幅に短縮される例が報告されています。
■ パッケージの違い
- Nintendo Switch 2版のパッケージは、上部が赤くなっているという特徴があります。
- HD-2D版ドラクエ3の購入特典だった「ブック型収納ケース」は、ドラクエ1&2のSwitch 2版パッケージも同サイズのため、そのまま収納可能です。
購入時の注意点
■ Nintendo Switch 2パッケージ版の特殊性
- Switch 2のパッケージ版ドラクエ1&2は、従来のゲームカード方式とは異なり「キーカード方式」を採用しています。この方式では、ゲームカード自体にはデータが入っておらず、カードを挿しただけではプレイできません。プレイには、Switch 2にゲームカードを挿入し、インターネット経由でゲームデータ(約17GB)をダウンロードする必要があります。ゲームの起動時には、ダウンロード後もキーカードを挿した状態である必要があります。
- 一方で、ダウンロード版を選べば、ダウンロード後はゲームカードが不要です。
- Switch 2パッケージ版の利点としては、現物のパッケージとカードが手元に残ることや、売却が可能な点が挙げられます。
- Nintendo Switch(初代)版のパッケージは従来どおりのゲームカード方式で、挿すだけですぐにプレイできます(ただし映像表現などはSwitch 2版に劣ります)。
■ アップグレードやデータ引き継ぎは不可
- Nintendo Switch(初代)版のソフトを、Nintendo Switch 2版にアップグレードすることはできません(パッケージ版・ダウンロード版ともに)。
- Switch(初代)版とSwitch 2版は、別々のゲームソフトとして扱われます。そのため、Switch(初代)版でプレイしたセーブデータをSwitch 2版に引き継いだり、共有したりすることはできません。
- また、Switch(初代)版の購入特典も、Switch 2版で受け取ることはできません。
※ただし、ドラクエ3のセーブデータ特典については、ドラクエ3がSwitch(初代)版であっても、ドラクエ1&2がどちらのSwitch版でも受け取ることが可能です。
【2025年5月31日】
先行プレイとか公式からの情報で、すごく気になる変更点とか新要素が分かってきたので、ちょっとまとめてみました!
◆ ドラクエ3のHD-2D版から引き継がれた要素とか、共通のイイ感じの変更点!
グラフィックはHD-2Dでドラクエ3リメイクと全く同じ。もちろん移動中にダッシュできます。
バトルスピードも変更にできるから、サクサク進められそうです。
フィールドの「キラキラ」でアイテムを拾えるのも、ドラクエ3でおなじみでしたよね。レベルアップした時にHPとかMPが回復するかどうかも設定できるようになったらしくて、これはドラクエ3の時にみんなが言ってたのが反映されたみたいです!「べんりボタン」っていう、よく使う呪文とか特技をショートカット登録できる機能も、ドラクエ3のアップデートで追加されたやつが最初から入ってるようです。
ルーラの行き先も、ドラクエ3みたいに洞窟とか祠にも行けるようになってるし、持ちきれないアイテムを預かり所に預けなくてもいい「ふくろ」システムも採用されてるみたいです。あと、ドラクエ1の暗いダンジョンも、最初から明るく見えるようになってるみたいなんです。松明とかレミーラはいらなくなったのかな?
◆ ドラクエ1の変更点とか新要素
まずバトルシステムですが、戦闘画面を見てみると原作のようにタイマン1対1じゃなくて、勇者1人対複数のモンスターとの戦いに変わってましたね。
勇者のステータスも見直されてるみたいです。それに合わせて、勇者が呪文だけじゃなくて特技も使えるようになっています!複数の敵に対応できる呪文とか特技、ブーメランみたいな武器も用意されてるみたいです。新しいモンスターも追加されてて、バブルスライムとかゆうれい、じんめんちょうが出てくるのが確認できます。
マップも変わってて、ラダトーム城からフィールドに出る時に町を通るようになってるんだそうです。ドラクエ3のラダトームそのままみたいな感じでしょうか?他の町も同じように変わってるかもしれません。ロトの洞窟も、昔は敵が出なかったのにエンカウントするようになってるし、ロトの石板関連のイベントとか、他の冒険者パーティーと会うイベントも追加されてるみたいです。
装備も増えてて、昔は鎧と盾しかなかったのに「かぶと」が追加されたんです!あと、原作にはなかった「ちいさなメダル」もあるみたいで、メダル王みたいなキャラからご褒美もらえるのかな?いろいろと寄り道要素が増えてそうですね。
アクセサリの装備枠もドラクエ3リメイクと同じで2つあるらしいです。性格システムはなさそうだけど、色んな効果があるアクセサリが出てくるみたいですよ。ローラ姫のイベントも、昔は任意だったけど必須になってる可能性があるんだそうです。
◆ ドラクエ2も、かなりパワーアップしてるっぽいです!
ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女の3人全員が特技を使えるようになってるんです!ローレシアの王子なんて、昔は通常攻撃しかできない脳筋だったのにね。3人がそれぞれどんな特技を覚えるのか楽しみです。
戦闘バランスも、先行プレイの情報を見る限り、敵が強くて全滅したりしたらしいから、昔より手応えがありそうです。会話イベントも色んなところに追加されてて、キャラクターの掘り下げがあるかもしれません。
ムーンブルクの王女がレベル11でルーラ覚えてたのも確認されてるし、風の塔に鍵のかかった扉が追加されて、その鍵をムーンブルク城で手に入れるイベントがあるみたいなんです。だから、ムーンブルク城に絶対行かなきゃいけなくなったってことですね。
新しい鍵の種類で「とうぞくのカギ」っていうのもあるらしいです。昔の鍵(銀、金、牢屋、水門)にプラスされるのか、名前が変わるのかはまだ分からないけど、新しい鍵が増えた可能性が高いみたいです!
あと、「王家の証」っていう謎の新しいアイテムも出てくるみたいで、ローレシアとサマルトリアで手に入るのが確認されてます。ムーンブルクでは失われてるイベントがあるらしくて、ストーリーにめっちゃ関わってきそうです!
お店の品揃えも変わってるみたいで、ローレシアの道具屋でてつのおのとかはがねのつるぎが売ってたらしいんです。ストーリーが進むと品揃えが変わるのかもですね。福引所も、1等のゴールドカードの上に「特等」が追加されてるんだそうです!景品は、見た人が絶対欲しくなるものらしいから、本当に気になります!
ストーリーも、5つの紋章に関する情報が増えたり、ルプガナに行く目的とか風のマントを手に入れる理由とか、昔は語られなかった部分が詳しく描かれてるみたいです。
キャラに「マイペースプリンス」とか「うっかり王子」「暴国の王女」みたいな肩書きも追加されてるのが確認されてて、もしかしたら性格システムが追加されるのかもってファンの間では噂されていますね。
そして何より、ニンテンドーダイレクトでチラッと出てたサマルトリアの王子の妹らしきキャラクターは堀井さんのXポストにて「サマルトリアの王女」であることが確定しました。それで4人目の仲間としてパーティーに加わる可能性が高いって考察されています。ドラクエ3のセーブデータ特典の猫の着ぐるみが、ドラクエ2では4人分あるのも、この考察を後押ししてるみたいです。ふむふむ・・・4人パーティーのドラクエ2ですか。
◆ その他、気になる情報!
HD-2D版のドラクエ3のセーブデータがあると、ドラクエ1では「いぬぐるみ」、ドラクエ2では「ねこぐるみ」っていう見た目が変わる装備がもらえる特典があるんだそうです。ドラクエ3にあった「ぬいぐるみ」が守備力がほどほどにあるので、これは初期装備としては結構強いかもって言われてます。
試遊ではオープニングは見れなかったみたいですけど、ドラクエ3から繋がるシーンが入るんじゃないかって期待されてるんです。あと、ドラクエ1とドラクエ2、どっちからでも遊べるようです。
【2025年5月27日】
本日ドラクエの日において、HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』が2025年10月30日(木)に発売決定!
※Steam版のみ、10月31日(金)に発売
希望小売価格は、全機種共通で7,678円(税込)のようです。
自分としては今年の夏ぐらいになるかと思っていたんですが。結構発売日まで長いですね・・・。
【2025年4月5日】
サマルトリアの王女であるが、一体どのタイミングでパーティーに加入するのだろうか?
もしかして、途中からいなくなるとか?
ゲームの表紙を飾っておきながら、途中でパーティー離脱するキャラ。
そんな前例があっただろうか?
・・・ん?
あ
いたわ、あの「種泥棒」が。

【2025年3月28日】
2025年3月27日23時からニンダイ(Nintendo Direct 2025.3.27)の放送内でHD-2D版「ドラゴンクエストI&II」ティザートレーラーが公開。
ニンダイ初っ端からドラクエ1&2リメイクの紹介がありました。
グラフィックはドラクエ3リメイクと同じ感じ。
ベリアルが魔物を魔法(メラゾーマ?)で倒していましたね。
途中で出てきた新キャラかと噂された金髪の女の子については、十中八九「サマルトリアの王子の妹」だと思われます。

そして、さらに驚いたことは・・・
斜めグラフィックあるやん!!

これは地味に嬉しい!!
ドラクエ3リメイクにもアップデートで斜めグラフィック追加してほしいです。
残念ながら発売日の発表はありませんでした。
サマルトリアの王子の妹といえば、あの「幻のバッドエンディング」…。サマルトリアの王子が犠牲になって、やっと平和を取り戻したと思ったら、ローレシアの王子がまさかの形で…。
「お兄ちゃんの仇っ!」
当時は「悲しすぎるからボツになった」と書かれていて、確かにそうだよな…と思いつつも、どこか強烈に心に残っていて。
今回のリメイクで、もしかしたら…もしかしたら、あの幻のエンディングが、何らかの形で追加されたりするんじゃないかって、ちょっと気になっている自分がいます。もちろん、ハッピーエンドが本筋であってほしいけど、もし分岐ルートとか、クリア後の隠し要素としてあのエンディングを見ることができたら…?
堀井さんも「悲しすぎる」一方で「捨てがたい」「いつか悲しい涙のRPGを」って言ってたじゃないですか。もしかしたら、長い年月を経て、あのアイデアが形になる時が来たのかな、なんて妄想しちゃったりして。
もちろん、トラウマ級の衝撃になるのは間違いないでしょうけど…それでも、あの切なくて、やるせない、ある意味で非常に人間臭い結末を、現代の技術で描かれたドラクエ2で体験できるとしたら…それはそれで、とてつもなく記憶に残る体験になるんじゃないか、とも思うんです。
まあ、あくまで妄想ですけどね! とにかく、リメイクがどんな形になるのか、そしてあの幻のエンディングがどう扱われるのか(あるいは全く触れられないのか)、ドラクエの日に発表があるのでしょうか。続報が楽しみです。
【2024年6月19日】
2024年6月18日放送のニンテンドーダイレクトより
【ドラクエ3HDリメイク】発売日11月14日決定!ロトシリーズHD2D化決定!ドラクエ1&2、2025年発売!
ドラゴンクエストIII HD-2D版について
発売日: 2024年11月14日に正式発表
対応プラットフォーム: Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windows、Steam
開発期間: 最初の発表(2021年5月)からようやく3年半を経ての発売となる
ドラゴンクエストI&II HD-2D版について
発売決定: ドラクエ3に続き、ドラクエ1&2のHD-2Dリメイクも2025年に発売予定
プレイする順序: 堀井雄二氏によると、3→1→2の順番でプレイすると「あっと驚くような展開」が用意されているとのこと
これまでのシリーズとは異なる新要素が追加される可能性が示唆されている
ドラクエ3 HD-2D版の追加情報
美しいHD-2Dグラフィックでリメイクされ、ドラクエ3の世界観を現代的にアップデート
パッケージ版には特典として勇者と仲間たちのアクリルブロックや収納ボックスなど豪華グッズが付属(20,770円)
アクリルブロックから、新職業「まもの使い」が追加されることが判明(モンスターを仲間にできる可能性)
スクエニeストアでの予約特典として「ロトの剣のピンズ」が付属
その他
ドラクエ3の前作リメイクは2000年のゲームボーイカラー版以来となり、実質24年ぶりの大型リメイク
ドラクエ1&2には「ロトの盾」の予約特典が付く予定
この発表はドラクエファンに大きな期待を持たせるものとなり、3作品をHD-2Dでつなげる新しい「ロトシリーズ」の展開が始まることになるでしょう。
HD-2D版「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・」の評価・レビュー記事はこちら
【ドラゴンクエスト3リメイク】評価・レビュー プレイした感想【そんなにひどいか?】
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