SFC シャイニングスコーピオン メンテナンス項目の説明と効果
メンテナンスは、リアルでもゲームでも大切なミニ四駆を維持するために必要な作業です。
地味で目立たない作業だが、いずれも熟練度を上げるための要素の一つであり、こまめなメンテナンスがレース結果に大きく影響することもあります。
メンテナンスを行うことでタイヤ、ギヤー、ターミナルの耐久度を回復させることができます。そのため、「タイヤ」「ギヤー」「ターミナル」の3種類のパーツは一度入手したら同じものを買い替える必要はありません。メンテナンスによってずっと使い続けることができるのです。ただし、熟練度が高くなるとメンテナンスでの回復量がなぜか減少する仕様なので、そこは注意が必要です。
以下のメンテナンスメニューがあります。メンテナンスメニューを開くにはセッティング画面でスタートボタンを押し、セッティングデータ画面を表示させ、チェック項目から十字キーで「メンテナンス」を選択してください。
<ブレークイン>
モーターが最適な性能を発揮するためには「ブレークイン」と呼ばれる過程が必要です。
ブレークインとはモーターのならし運転を行うことであり、ブレークインすることでモーターの性能が安定し、ギヤーの劣化も軽減されます。新しいモーターを手に入れたら、走行する前に忘れずにブレークインしておきましょう。本物のミニ四駆ではギヤーもブレークインしたほうがいいのですが、ゲームの中ではモーターだけで大丈夫。
ブレークインしていないモーターでは本来の性能を発揮できずに速度があまり出なくなります。さらにレース開始から30秒経過すると急激に失速してしまいます。モーターのブレークインなしにこのゲームをクリアすることはできない。それほどまでに重要なことです。
ブレークインは、モーター1種につき1回まで。一度でもブレークインをせずに走らせてしまうと、そのモーターはもうブレークインできないので注意が必要です。新しいモーターを購入すると、その種類のモーターは未ブレークインで未走行の新品状態にリセットされます。
今装備しているモーターがブレークイン済みなのか忘れてしまった場合は、ブレークイン項目を実行してみてください。そのとき、「このモーターはもうブレークインしています」とメッセージが出たのであればブレークイン済み。「このモーターはもうブレークインできません」と表示されたなら、未ブレークインの状態であると判別できます。
<フロントタイヤのよごれとり/リヤータイヤのよごれとり>
タイヤのよごれとりを行うと、装備中のフロントタイヤ/リヤータイヤの耐久度が回復します。
タイヤは走行中に汚れが付着し、耐久度が減ります。グリップ力が低下しているとマシンスピードとコーナーリングの安定性に影響があるため、定期的なタイヤのメンテナンスが重要です。
何度も繰り返し行うことで、タイヤを新品の状態に戻すことができます。
熟練度が低いときにはタイヤの回復量が「12、14、16」、高い場合は「2~4」。
<ギヤーグリスアップ>
ギヤーのグリスアップは、装備中のギヤーの耐久度を回復します。
ギヤーは走行中、一定時間ごとに劣化します。ギヤーが劣化するとマシンのスピードがわずかに落ちてしまうので、定期的なメンテナンスとして忘れずに行い、マシンのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。
タイヤと同じく、何度もメンテナンスを繰り返すことで、新品と同じ状態にすることができます。
熟練度が低いときにはギヤーの回復量が「48、52、56」、高い場合は「8、12」。
<ターミナルみがき>
ターミナルみがきは、装備中のターミナルの耐久度を回復します。
ターミナルはバッテリーとモーターの電気的な接触部分であり、汚れや酸化物が付着することがあります。定期的な磨きを行い、電流の伝導率の低下を防ぎましょう。
ただ、ターミナルはタイヤ、ギヤーに比べて耐久値の消耗が非常に少ないためそこまで優先順位は高くありません。
熟練度が低いときにはターミナルの回復量が「7、8、9」、高い場合は「2、3」。
キュッキュッキュッキュッ♪