UpNoteサインインエラー「auth/firebase-app-check-token-is-invalid」の解決ガイド
最新版でもfirebaseのエラーが出ていますか?
【重要】最新版でもログインできない原因が判明:Firebaseの認証上限超過
UpNoteアプリを最新版にアップデートしても依然としてログインできない、という問題に直面している方もいらっしゃるようです。この記事のコメント欄に寄せられた情報によると、この問題の根本的な原因が判明しました。
読者の方がUpNoteのサポートに直接問い合わせたところ、以下の回答があったとのことです。
原因: Firebaseの1日の認証割り当て(quota)に達してしまっているため。
状況: UpNote側もこの問題を認識しており、Firebaseに対応を問い合わせている状況。
これはいったいどういうことなのか?
これを分かりやすく解説すると、以下のようになります。
UpNoteはユーザーのサインイン処理に、Googleの「Firebase」という仕組みを利用しています。
このFirebaseには、無料で利用できる範囲で「1日にサインイン処理を受け付けられる回数」に上限が設定されています。
現在、UpNoteの利用者が急増した、あるいは何らかの理由でサインインの要求が殺到したため、この上限に達してしまい、新たなサインインを受け付けられない状態になっているのです。
つまり、あなたのPCやアカウント、アプリのバージョンに問題があるわけではなく、UpNoteのサービス全体で発生しているキャパシティの問題と言えます。
では、ユーザーはどうすればいいのか?
このような問題は、私たちユーザー側では直接解決することはできません。しかし、以下のことを知っておくだけでも、少しは安心できるはずです。
- 時間を置いて、再度試す
サポートの回答によると、この上限(クォータ)は数時間ごとにリセットされるようです。そのため、少し時間を空けてから再度サインインを試みると、タイミングによっては成功する可能性があります。朝や昼、夜など、時間を変えて何度か試してみてください - 公式の対応を待つ
根本的な解決には、UpNoteの開発チームがFirebaseの利用プランをアップグレードし、認証回数の上限を引き上げる必要があります。開発チームも問題を認識し対応中とのことなので、公式のアナウンスを待ちましょう。 - オフラインで作業を進める
サインインできず同期はできませんが、PC内のUpNoteアプリでノートを編集・保存しておくことは可能です。同期が再開されれば、その内容も反映されるはずです。
まとめと、今だからこそ伝えたいこと
今回のサインイン問題は、
- 一時的なサーバーメンテナンス
- アプリのバージョンアップの必要性
- サービス全体の認証回数上限超過
という複数の要因が絡み合って発生していたようです。
このような予期せぬ事態は、クラウドサービスである以上、今後も起こり得ます。「いつでもどこでも使える」というクラウドの利便性を享受しつつも、その裏側にはこうした技術的な制約があることを知っておくのは重要です。
そして、このような状況だからこそ、手元にデータを残しておく「手動バックアップ」の重要性が改めて浮き彫りになります。まだバックアップを取っていない方は、ぜひこの機会に実行しておくことを強くお勧めします。
仕事とプライベート両方で使っているメモアプリ「UpNote」。あるとき起動したら突然サインインを求められ、正しいパスワードを入力しても「auth/firebase-app-check-token-is-invalid」という謎のエラーでログインできない…。そんな事態に遭遇し、「大切なデータが消えたらどうしよう!」と焦った経験はありませんか?
この記事では、UpNoteでこのサインインエラーに遭遇した方のために、結論からわかる解決策、データを守るための最も重要な予防策、そして具体的な対処ステップまでを、実際の体験談を交えて分かりやすく解説します。
目次
【結論】このエラーは慌てずに「待つ」のが最善策です
まず、あなたが最も知りたいであろう結論からお伝えします。
今回のサインインエラーの直接的な原因は、Firebaseの認証上限超過です。
私のようにアップデート後にサインインが成功し、そのまま使えている方と、最新版のバージョンでも解決しない方がいるようです。
【最重要】データを守るために今すぐできる予防策
今回の経験を通じて最も痛感したのは、バックアップの重要性です。「データはクラウドにあるから大丈夫」と過信せず、万が一の事態に備えましょう。
<UpNoteのバックアップ手順>
UpNoteの「設定」>「一般」を開く。
「バックアップ」セクションにある「すべてのノートをエクスポート」をクリックする。
保存形式(Markdown, HTMLなど)と保存場所を選んでエクスポートする。
ぜひ、この機会にバックアップを習慣にしてみてください。
【実践】具体的な対処ステップ(上から順に試してください)
もしエラーに遭遇したら、以下の手順を落ち着いて試してみてください。
- 【最優先】少し待ってから再サインインする
これが最も解決の可能性が高い方法です。PCでの他の作業を進めながら、30分~数時間後に再度試してみましょう。 - 数回サインインボタンをクリックする
サインイン時に長文の赤いエラーメッセージが表示された場合、「サインイン」ボタンを4~5回程度クリックしてみてほしいと、UpNoteの公式Xのリプに書いてありましたので試してみてください。 - 公式情報を確認する
UpNoteの公式X (旧Twitter) アカウント(@upnote_app)や公式サイトで、メンテナンスや障害に関する情報が出ていないか確認します。情報があれば、安心して待つことができます。 - 他のデバイスを確認する
スマートフォン版アプリなどで正常に同期できているか確認し、クラウド上のデータが無事であることを確かめましょう。データが残っていることがわかれば、精神的な負担が大きく減ります。 - アプリやPCを再起動する
基本的な対処法として、UpNoteアプリを完全に終了させてから再起動する、あるいはPC自体を再起動することも試してみてください。 - アップデート確認
通常は自動的にアップデートされますが、アプリの現在バージョンが最新版ではない能性もあります。アプリ内のバージョン情報や公式サイトを確認し、最新版にアップデートしましょう。アップデートが完了するのを待ってからサインインしましょう。「設定」→「ヘルプ」から確認できます
UpNote公式サイトリリースノートのページはこちら
【体験談】エラー発生から解決までの流れ
私自身がこのエラーに遭遇した際の状況です。
2025年9月18日 なぜかサインアウトされていたので、メールアドレスとパスワードを入力してサインイン。なぜサインアウトされていたのか分からないが、特に問題なし。
2025年9月19日、帰宅してからPCを起動後、UpNoteを開くとログアウトした覚えがないのにまたサインインを求められました。正しいメールアドレス・パスワードや、Googleでログインを試しても
FirebaseWorkerError
code: auth/firebase-app-check-token-is-invalid.
name: FirebaseError
message: Firebase: Error (auth/firebase-app-check-token-is-invalid.).
というエラーが出てログインできませんでした。
幸いにも、サインインできてない状態でもオフラインでのノート閲覧や編集は可能でした。ただし、当然ながら同期はされません。不安になってスマートフォン版アプリを確認すると、そちらは問題なく動作しており、データも無事でした。
アプリやPCの再起動では改善しませんでした。しかし、どうしようもなくなり1時間放置したあと、諦め半分で再度サインインを試したところ、何事もなかったかのようにあっさりとログインできて、データも無事に同期されたのです。
【最終手段】24時間以上解決しない場合の対処法
基本的な手順で解決しない場合は、次のステップに進みましょう。
再起動やアップデートなどを試しても、24時間以上サインインできない状態が続く場合は、サーバー側やあなたのアカウントに固有の問題が発生している可能性があります。
状況が改善しない場合は、エラーメッセージを添えて公式サポートに連絡しましょう。以下の情報を添えると、問題解決がスムーズになります。
<問い合わせ用テンプレート>
件名: UpNote サインイン不可(Firebaseエラー) auth/firebase-app-check-token-is-invalid
本文:
発生日時
OSとUpNoteのバージョン
試したサインイン方法(メール、Googleなど)
エラーメッセージの全文
すでに試した対処法(アプリ再起動、PC再起動など)
まとめ
UpNoteで「auth/firebase-app-check-token-is-invalid」エラーに遭遇しても、慌てる必要はありません。多くの場合、それは「待つ」ことで解決する一時的な問題です。
データ消失のリスクは低いですが、この経験を機に、大切なデータを自分で守るための「定期的なバックアップ」をぜひ習慣化してください。この記事で紹介した手順に沿って、落ち着いて対処しましょう。
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コメント
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ご参考になるか分かりませんが、最新版でもずっとログインできずシンクできないので、問い合わせてみたところすぐ返事がありました
最新版のユーザーからもこの症状の報告があり、(ソフトの最新版かどうかが問題ではなく)firebaseの1日の割り当てアカウントのquotaに達してしまっていることが問題のようです
割り当てが数時間ごとにリセットされるので、そのタイミングで入れるかもしれないようです
upNoteの人も複数のチャネルを通じてfirebaseに問い合わせている状況とのことです
仕事にならないので、とても困ってます・・・
コメントありがとうございます。
私の場合はアップデート完了と同時に解決したため、公式への問い合わせは行いませんでした。
おそらくサインインのアクセスが集中し、インフラが追いついていないのでしょうね。
プライベート利用ならまだしも、お仕事で利用されている方にとっては大変困りますよね。