太極(家の中心)についてと求め方
太極(家の中心)についてと求め方
自分の家の方位が正確に分かっていますか?まぁ、こんなものだろう・・・。みたいな感じで方位をみてしまうと、間違った風水となり、効果が表れないばかりか、逆効果になってしまうこともあります。
的確な風水を行うには、八方位を正しく求めることが重要なのです。この八方位を求めるには、まず、「太極」を定めることが先になります。なぜなら、家の中の方位はこの「太極」を中心に調べていくからです「太極(たいきょく)」とは「家の中心」のことを指します。また、「小太極(しょうたいきょく)」というのもあり、これは「部屋の中心」を指します。
さて、「太極」を求めていきたいと思います。
<まずは用意するもの>
- 筆記用具
- 定規
- 家の間取り図
<対極の求め方>
○張りや欠けがない場合
正方形や長方形、台形の家の場合は、四隅に対角線を引いて、線の交わったところが対極(中心)となります。
○張りが3分の1以下の場合
張り出している部分が、一辺の3分の1以下であれば、その張りは「ない」と考えて対角線を引きます。
○欠けが3分の1以下の場合
欠けている部分が、一辺の3分の1以下であれば、その欠けは「ある」と考えて対角線を引きます。
家が2階建て以上の場合でも、必ずその階ごとに「太極」を求めるようにしてください。小大極でも同様です。
また、家の形が複雑で「太極」が判断しにくい場合は、専門家に判断してもらった方がいいでしょう。
ほかにも、以下のような太極の求め方があります。自分にとって最もやりやすい方法で求めましょう。
<いくつかのセクションに分ける>
図1のような間取りの太極を求めます。
図2のように分けて考えると、太極はAB線上にあることになります。
さらに、図3のように分けて考えると、太極はCD線上にあることになります。
図3をよく見てください。ごちゃごちゃして分かりにくいと思いますが、AB線とCD線が交わりましたね?したがって交点Oがこの建物の太極です。
<糸垂らし> ※平面図形が複雑な場合に有効
用意するもの
○見取り図がかけるくらいの厚紙(ペラペラの紙だと、うまくできません。)
○筆記用具
○はさみ、またはカッター
○約30?僂了?
○穴の開いたお金(5円玉、50円玉)
1、厚紙に見取り図を正確に描きます。
2、見取図の形に厚紙を切り抜きます(ベランダは除く)。
3、糸にお金を結びつけます。お金はオモリです。
4、1つの角に糸を添えて垂らし、その糸にそって線を引きます。
5、別の角からも同様の作業を行います(2~3回)。
6、そうすると、線が交差するところが出てきます、そこが太極です。
<バランス釣り合い> ※平面図が複雑な場合に有効
用意するもの
○見取り図がかけるくらいの厚紙(ペラペラの紙だと、うまくできません。)
○はさみ、またはカッター
○ペンなどの先が尖ったもの
1、厚紙に見取り図を正確に描きます。
2、見取図の形に厚紙を切り抜きます(ベランダは除く)。
ここまでは、糸垂らしのときと同じですね。
3、鉛筆やボールペンなどを用意して、先端の尖った部分に、切り抜いた見取り図を乗せてバランスが取れる位置を探します。 (図1)
4、バランスの取れる重心点が太極になります。 (図2)
なかなかバランスが取れず、イライラすることがあります。